被災地より9
畠山君の被災地レポート,第9報です.
まず初めに。
昨日はご馳走様でした。ありがとうございました。
(注:ささやかながら,彼の活動を慰労するべく一緒にランチしました)
えっと、今日は朝から多賀城VCに向かいました。
今日も利府バイパスから行きましたが、やっぱり混んでいましたね。
継続登録をし、待機。
すぐチームが決まり、今回は八幡にあるお家へ。
なんと僕、今日はリーダーを務めました。
男性4、女性2で若いチームになったんで、やりやすかったです。
現場に着くと今までと同じような風景が。
ある程度外にゴミが出されていましたが、まだまだ全然片付いていなく、家具の搬出、泥だし、掃除、片づけを行いました。
お家の方にどうしてほしいかをまず尋ね、それに従ってみんなに指示を出し、作業を開始しました。
当時のことを尋ねてみたら、1メートル以上の津波が来たそうです。
壁を見ると、僕の身長(172㎝)+30㎝あたりの場所に津波の線がくっきり。
一階は丸飲み状態。お家の方は隣の家の方の2階に避難して難を逃れたそうです。
さらに3日間は冠水してて、どうにもできずに多賀城の市民ホールに避難していたそうですが、避難所の衛生面は悪く、避難してきた方達の精神的な面から些細なことで、喧嘩や奪い合い、争いが多々あったようです。
現在の避難所は、僕も見てきましたが、ずいぶんよくなったように思います。
先生が言ってくれたように、自分だったらどうするか。今日は一番よく考えてやれたような気がします。
自分が家の人の立場だったらボランティアの人にこうしてほしい。これをやってほしい。片づけてほしい。
しっかり考え、自分一人の偏った考えにならないように、家の方、チームの人と相談し行動できたような気がします。
しかし、今回のお家は借家だそうで、壊すかリフォームするか未定ということもあり、作業でやっていい範囲が微妙なところで難しいものでしたが、僕たちとしては、リフォームをすると仮定してできるだけ奇麗にするという方向性でやりますとお家の方にお話したら、とても喜んでいただきました。
お家の方は作業開始時から終了時を比べると、ずいぶん笑顔が増え、声のトーンも高くなっていたように感じました。
その変化はボランティアをやっていてとても嬉しい瞬間です。
とても些細な変化でも、いい方向に向いてくれたことはとても嬉しいものですよね。
今日多賀城VCには、練馬から焼き鳥を無料配布しにきた方がいました。
すごいですよね。そういう人の行動や行為を見たり感じたりすると、「うぉー!」ってなります。
ほんとに言葉になりません。これが無償の愛というものなんですかね。
こういう時にいつも僕は、大学生という無力で無知そして、弱いポジションにいることをすごく嫌になります。
ボランティアをしたって、普通のことしかできない。お金も行動力もない。ただフットワークが軽いだけで何もしない。
そんな大学生というくくりに位置していることが、嫌になります。
自分に納得がいかないんです。
どうしようもないですけどね、あと1年は。
そんなことを思った今日この頃。
でわ。
君は無力でも無知でもないよ.
君の活動は,被災地の人にとって光です.
ありがとう!
(山尾貴則)
Posted by 山尾 at 19:56
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